トラブルを回避する方法

時短勤務の看護師に関してよくある問題点としては、集中力を欠いている場合があることです。時短勤務をする際は切り替えが早い方でない限り、急に仕事のスイッチを入れることは難しいでしょう。
まだ集中できていない場合でも、仕事は待ってくれません。どんどん仕事が貯まっていき、集中できないまま終わってしまう可能性があります。
本人の自覚とは無関係に、周囲のスタッフはその集中力の欠如に気付いているものです。
このような集中力のない仕事を繰り返すようだと、トラブルに発展する可能性は低くありません。

そうならないようにするための改善案としては、仕事の前から集中力を高めておくことです。
仕事が始まったらすぐに集中できるよう、集中力を高い状態に持っていきます。それができれば、時短勤務だから集中できていないと言われることはないでしょう。

他に問題点があるとすれば、責任の所在が曖昧なことです。
時短勤務の看護師と一緒に働いていると、長い勤務の看護師に責任が回ってきます。勤務時間が短いために責任が取れないというのが理由ですが、同じ職場で同じように働いているのに、責任だけ取らされるというのは納得できないでしょう。

その改善案として、責任は平等にすることが大事です。
勤務時間の長さに関わらず、働いている際の責任は同じ重さにします。このように責任の所在を明らかにすることでどちらの側にも遺恨が残らず、遺恨が残らなければ、トラブルに発展することもなくなるでしょう。